故郷を想ふ

2002年8月2日
夜、約2ヶ月ぶり地元の高校の同級生と会う。乗り換え1回で3駅しか離れていないところに住む男。東京にしてはかなり近い距離に住んでいるため、お互い東京に出てきたときから頻繁に会う友達である。

高校3年で学級委員長を務めていたその男は、卒業後はそのままクラス会の幹事になった。が、決して快く引き受けているわけではない。僕もサークルの飲み会で幹事をやることがあるけど、みんなの意見を取り入れてコンセンサスを取り、日程やら場所やらを調整するのはそれはそれは面倒なこと。クラス会の場合、同級生が全国各地にバラバラに住んでいるため、各人の都合を取りまとめるのも一苦労。

今日は一人で夏のクラス会を考えている同級生のため、晩飯でも食べながら打ち合わせをすることになった。携帯のメモリにある同級生の名前を見て久々に連絡をしたり、地元の飲み屋の名前とかが会話に出てくるにつれて、地元についていろいろと思い出すようになってくる。

東京に住むようになってからは、それまで『非日常』だった東京が『日常』になり、『日常』だった地元が『非日常』になった。『非日常』になったがゆえ、今までには見えなかった地元の側面に気づくことがある。あと1週間もすれば帰省するけど、ドップリと田舎の空気に浸かり、高校生の視点では気づかなかった地元のいろんな側面を感じたいな。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

この日記について

日記内を検索